耳が良いとは?
前回までは色々、全体の流れ、とか考えながら書いていたのですが、
とりあえず、机に向かった時に書きたいテーマについて書いてみることにします。
いつの間にか、英語が得意な方の科目になっていたのですが、
洋楽なるものの情報があまりない環境で育って、一応洋楽はビートルズかな、ということで
図書館にCDを借りてはじめて自分で聞こうと思ったのが多分ビートルズです。
実は演奏は簡単と言われているけど、コード進行がありえないものが多くて、
耳で取ることが出来ませんでした。カセットテープにダビングしたので、音の分離も悪く
ピッチも不安定で、なんのこっちゃでした。
音感とか、耳がいいとか、よく言いますけど、中には才能が必要、という話もありますけど
個人的な感想としては、(もちろん習得に個人差とか有るとは思いますが)
突き詰めていくと単に「音の記憶」なのではないか?と思っています。
絶対音感も、例えばピアノのA=440Hzの音や他の音階のを徹底的に幼少期に覚えこませることで、
瞬時に音の高さを判別できる、といったような。
これにかんしては「絶対音感」という本を昔読んだのですが、
ピアノは平均律だから、純正律だとかほかの民族音楽の音階のような、
ピアノのドレミからずれたピッチで演奏される音楽に対して、気持ち悪くなってしまう、
という弊害が出ている人もいるとか(といううろ覚えな感じで)
絶対音感がある=音楽に秀でている、というのはちょっと違うようですね。
自分の経験を思い返してみると、姉がエレクトーンをやっていたので、
それなりに音楽が鳴ってる環境では育ちましたが、最初から特別耳がよかったのか、
といわれるとよくわかりません。
ギターの楽譜の五線譜に書いてあるオタマジャクシを見て、エレクトーンで音程を確認して、
そのまま歌ったら、なぜか低い声が出ない。結構ボーカルは高い音程で歌ってるはずなのに
音が出せる。自分は結構ハイトーンが行けるんじゃないか、と勘違いしていました。
もちろん変声期後で、声も低い方になってしまったので、そんなことはないのですが、
ギターや男声の音は表記より1オクターブ低い、ということを知りませんでした。
でも気づかないくらいの耳の良さ(わるさ?)でした。
おまけにそのピッチでうたって歌が上手いと勘違いしていたという。。。
それからギターを始めて、色々楽譜やらバンドスコアやらを見ながら練習して、
ある曲をマスターして、たまたま別の曲で同じようなフレーズが出てきた時に、
「あ、これだ」と音が耳で拾えたのです。
拾えたというか、似ているから
たぶん、練習によって耳がよくなったんだろう、ということですが、
「あるフレーズ」の記憶があるから、それに似たもの、同じようなものに対して感度が高くなった、
とも言えます。
大好きな曲、頭のなかでCDなどと同じように再現できるくらい聴いた曲の最初のコードは、
歌いだしの最初の音はこれですよ、とおぼえてしまえば、一つ基準が出来る。
そういう「記憶や経験」の積み重ねで音感・・・音に対する感度が
少しずつ上がっていったのかな、と思います。
今でも新しい曲を覚えたときにいままで聞こえなかった音の流れが聞こえるようになったり、
ということは続いています。
何かの教則本にも書いてありましたが、
「どんな複雑な不協和音でも1000回聴けば覚えて、聞き慣れた音になる」と。
語学も一緒で、聞き取る耳の良さなんてものは「記憶」でしか無いのかな、と思っています。
インド人の(日本人にとっては)よくわからない名前の人から電話がかかってきて、「XXXです」
と何度聴いてもわからない(笑)デビッド、とかトムとかなら多分聞き取れるんでしょう。
バンドで英語の歌を歌うことになって、英語の歌詞を覚えたり、ライブで何回か歌った後、
その歌の歌詞はほとんど聞き取れるようになってます。
たぶん、ラップのような言葉が速くて多いものでも、覚えればちゃんと聞き取れるように
なるんでしょう。エアロスミスのWalk this wayとかラップに近いけどなぜか覚える機会があって、
今でも結構聞き取れます。
聴くだけではなく、発音する練習もした方が上達が早いのはなぜなんでしょうね。
音の構造を一旦頭のなかでイメージして、アウトプットする、という行為が大事なんでしょうね。
インプットしたままでは、分かった気になってるんではダメなんでしょうね。
というわけで、駄文をつらつらと書き連ねています。
この文章が参考になる人が一人でもいればラッキーですが、
それでは、また次回。
前回までは色々、全体の流れ、とか考えながら書いていたのですが、
とりあえず、机に向かった時に書きたいテーマについて書いてみることにします。
いつの間にか、英語が得意な方の科目になっていたのですが、
洋楽なるものの情報があまりない環境で育って、一応洋楽はビートルズかな、ということで
図書館にCDを借りてはじめて自分で聞こうと思ったのが多分ビートルズです。
実は演奏は簡単と言われているけど、コード進行がありえないものが多くて、
耳で取ることが出来ませんでした。カセットテープにダビングしたので、音の分離も悪く
ピッチも不安定で、なんのこっちゃでした。
音感とか、耳がいいとか、よく言いますけど、中には才能が必要、という話もありますけど
個人的な感想としては、(もちろん習得に個人差とか有るとは思いますが)
突き詰めていくと単に「音の記憶」なのではないか?と思っています。
絶対音感も、例えばピアノのA=440Hzの音や他の音階のを徹底的に幼少期に覚えこませることで、
瞬時に音の高さを判別できる、といったような。
これにかんしては「絶対音感」という本を昔読んだのですが、
ピアノは平均律だから、純正律だとかほかの民族音楽の音階のような、
ピアノのドレミからずれたピッチで演奏される音楽に対して、気持ち悪くなってしまう、
という弊害が出ている人もいるとか(といううろ覚えな感じで)
絶対音感がある=音楽に秀でている、というのはちょっと違うようですね。
自分の経験を思い返してみると、姉がエレクトーンをやっていたので、
それなりに音楽が鳴ってる環境では育ちましたが、最初から特別耳がよかったのか、
といわれるとよくわかりません。
ギターの楽譜の五線譜に書いてあるオタマジャクシを見て、エレクトーンで音程を確認して、
そのまま歌ったら、なぜか低い声が出ない。結構ボーカルは高い音程で歌ってるはずなのに
音が出せる。自分は結構ハイトーンが行けるんじゃないか、と勘違いしていました。
もちろん変声期後で、声も低い方になってしまったので、そんなことはないのですが、
ギターや男声の音は表記より1オクターブ低い、ということを知りませんでした。
でも気づかないくらいの耳の良さ(わるさ?)でした。
おまけにそのピッチでうたって歌が上手いと勘違いしていたという。。。
それからギターを始めて、色々楽譜やらバンドスコアやらを見ながら練習して、
ある曲をマスターして、たまたま別の曲で同じようなフレーズが出てきた時に、
「あ、これだ」と音が耳で拾えたのです。
拾えたというか、似ているから
たぶん、練習によって耳がよくなったんだろう、ということですが、
「あるフレーズ」の記憶があるから、それに似たもの、同じようなものに対して感度が高くなった、
とも言えます。
大好きな曲、頭のなかでCDなどと同じように再現できるくらい聴いた曲の最初のコードは、
歌いだしの最初の音はこれですよ、とおぼえてしまえば、一つ基準が出来る。
そういう「記憶や経験」の積み重ねで音感・・・音に対する感度が
少しずつ上がっていったのかな、と思います。
今でも新しい曲を覚えたときにいままで聞こえなかった音の流れが聞こえるようになったり、
ということは続いています。
何かの教則本にも書いてありましたが、
「どんな複雑な不協和音でも1000回聴けば覚えて、聞き慣れた音になる」と。
語学も一緒で、聞き取る耳の良さなんてものは「記憶」でしか無いのかな、と思っています。
インド人の(日本人にとっては)よくわからない名前の人から電話がかかってきて、「XXXです」
と何度聴いてもわからない(笑)デビッド、とかトムとかなら多分聞き取れるんでしょう。
バンドで英語の歌を歌うことになって、英語の歌詞を覚えたり、ライブで何回か歌った後、
その歌の歌詞はほとんど聞き取れるようになってます。
たぶん、ラップのような言葉が速くて多いものでも、覚えればちゃんと聞き取れるように
なるんでしょう。エアロスミスのWalk this wayとかラップに近いけどなぜか覚える機会があって、
今でも結構聞き取れます。
聴くだけではなく、発音する練習もした方が上達が早いのはなぜなんでしょうね。
音の構造を一旦頭のなかでイメージして、アウトプットする、という行為が大事なんでしょうね。
インプットしたままでは、分かった気になってるんではダメなんでしょうね。
というわけで、駄文をつらつらと書き連ねています。
この文章が参考になる人が一人でもいればラッキーですが、
それでは、また次回。